SIMPLE FLY FISHING
シンプル・フライフィッシング―テンカラが教えるテクニック
Yvon Chouinard, Mauro Mazzo, Craig Mathews(原著)
東 知憲(訳)
その最深部において、釣りは永遠に子供であるための方法である
– ラッセル・チャザム
2年ぐらい前から気になっている、「テンカラ」。
バス釣りはもう長いこといっておらず、文字通り道具がホコリを被ってるし、東京に来てから始めた管理釣り場でのトラウト釣りも、最近はご無沙汰。いつかフライフィッシングに挑戦したいな、と思ってましたが、敷居が高そうでなかなか踏み込めない世界でした。
そんな時、湯沢に住んでいる義理の兄に教わったのがテンカラ釣り。
竿と糸、そして毛鉤。リールすらないそのシンプルさと、渓流釣りの奥深さにやられました。
これはいいということで、まずは色々勉強中。
やはり流派というか、考え方が色々あるみたいで、フライの人から見たテンカラ、またはその逆。そしてテンカラとシンプル・フライフィッシングの違いなど、そういった色々なものを見て、学びながら、さて自分はどうスタイルで始めてみようか、いつかは自分で毛鉤を巻いてみたいな、などと考える時間は、とても楽しい。
とはいえこれも趣味の世界。道具がシンプルとはいえ、多少の初期投資は必要。手持ちのバスタックルを処分すればそれぐらいでないかな、と考えつつ、年を越そうと思います。